設計処 草庵 設計処草庵は、気候風土に根差した日本建築を現代の生活様式にアレンジした建築デザイン設計を行っている一級建築士事務所です。 93年以降自然健康住宅の先駆的草分けとして講演活動等も行っています。
代表である建築家・中原賢二は、特定非営利活動法人「社の極」の理事長であり、大阪を始めとする関西各地にてすまいの勉強会や自然素材のワークショップ、講演会を行うなど、NGO活動に努めております。
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一級建築士事務所
有限会社
設計処草庵
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大阪府大阪市北区同心
1丁目7-13-303
TEL:06-4800-2711
FAX:06-4800-2712

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イベント レポート集

社の極・自然素材ワークショップ

古民家における 萱葺きワークショップ

 

日時:2005年12月10日(土曜日)10:00〜16:00
          12月11日(日曜日)10:00〜15:00

                         
■場所:滋賀県マキノ町在原集落「木野邸」 

■指導:山田 雅史 (萱葺き職人。山城萱葺屋根工事代表。伊勢神宮司庁を
               始め、各地にて修業。重文古民家を数多く手懸ける。
               現在、立命館大学やNPOと共に、笹葺き屋根を研究中。)

■参加人数:10日・・・10名、 11日・・・21名

■参加費用:10日・・・1000円
        11日・・・ 500円
(積雪で作業中止となった為)

■主催:日本建築文化研究会 「社の極」 
     tel: 06-6561-3880   fax: 06-6562-7889        
     email:soann@soann.co.jp (http://www.yashirono-kiwami.com)

     
 日本の伝統文化を現代に蘇らせ、先人達の知恵を現代生活にマッチングする形にして活かしていく活動を講演会やワークショップ等を通して推し進めております「社の極」では、皆様の数あるご要望の中から、この度“自然素材ワークショップB「古民家における萱葺きワークショップ」”を開催。

 今回は、京都・山城の萱葺き職人・山田雅史氏の指導の元、古民家の萱葺きを体験。積雪というアクシデントもありましたが、歴史的萱葺きの数多く残るマキノ町在原で、直に古民家に触れる事が出来ました。
 
 

レポート

10日(土曜日)

朝のうち雨でしたが、その後晴天。風は時々強し。
萱葺き屋根の西面の小間を葺き直す。
午前中、京都新聞の取材あり。(別紙参照)
屋根職人山田氏の指導の元、心地よい疲れを感じながらの作業となりました。
「知れば知るほど恐ろしい茅葺きの世界」・・・と、参加者の談。。。
とはいうものの、皆さん満足げないいお顔でした。

11日(日曜日)

早朝、雨から雪に変わる。
とりあえず、JRで参加の人々とJRマキノ駅にて集合後、在原へ向かう。
途中、在原から下りてきた古民家のオーナー木野氏と会う。
これより先は、雪で路面が滑りやすいとのことから、4WD以外は白谷温泉で車を駐車、
木野氏のワゴンで現場へ向かう。
雪化粧した萱葺きの民家へ到着。
せっかくの大人数で作業が捗るはずだったのに残念・・・作業は危険の為、山田氏の判断により中止。
午前中は囲炉裏の間となるはずの板の間に円座になり、材料をみながら山田氏のレクチャーを受ける。
参加者からも活発な意見が出たり・・・と盛り上がる。
お昼には、薪で温めた具沢山の汁物、海苔巻きおにぎりや焼きおにぎり等々を頬張る。
少人数だと広すぎる土間空間も、大勢だとそれだけで暖かく・・・とはいうものの、外は雪雪雪・・・。
午後からは、雪の中在原の古民家散策ツアーへ。
最後に木野邸の2・3階を探検の後、解散。
「茅葺き体験が出来ず、残念でしたが、雪景色と大変マッチした萱葺き屋根の家々を見れて満足しました。」「日本文化のすまいに関する知識が深まりました。」などなどの意見を頂戴。。。
例年はX'mas頃から積雪が始まるらしく、この寒波は予想外でしたが、その中で何とか喜んでいただけたようで、主催側はほっと胸をなでおろしておられたようです。
次回を楽しみにしておられる皆さんの為にも、暖かい時期に又何かワークショップが出来れば・・・と思います。
    


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