[河川敷の家]-和モダン-作品紹介-建築設計事務所設計処草庵

例えば住宅なら、家族の生活スタイル・考え方や趣向によって、当然デザイン・機能・仕上げ・空間は全く異なったものになります。住宅など建築物は高額になる為、リーズナブルな価格の規格住宅は魅力的かもしれません。しかし簡単に買い換えることが出来ないからこそ、住まわれる方々に合わせたフルオーダー設計を行う建築家へ依頼されることをお薦めします。「和モダン住宅」といっても、住まう方々の諸条件により作品仕上りが異なります。　草庵は様々な要望に応えた「和モダン住宅」を提案します。

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　　　　　　　　　　（京都市山科区）

家族構成／	父母+子供一人
敷地面積／	92.00㎡
述床面積／	106.83㎡
1階／	57.14㎡
2階／	49.68㎡
R階／	14.91㎡
構造／	木造在来工法　2階建

山科川を臨む東からの風雨を考慮しながら、屋根造形・瓦塀・葦ズ掛けを用いた現代的純和風のデザインで、心落ち着く家をコンセプトに設計。

　京都の山科川の河川敷沿いに位置しています。
　山科川を臨む東からの風雨を考慮しながら、屋根造形・瓦塀・葦ズ掛けを用いた現代的純和風のデザインで、心落ち着く家をコンセプトに設計しました。
　竹といぶし瓦を用いた料亭のような門構えや、河川敷のカリンの木を借景に取り込んだ坪庭など、心休まるデザインが盛り込まれております。
　そして、こじんまりとした家々が集まる住宅街の中にありながら、河川敷から見るその外観は、実際よりも大きな風格を感じさせてくれます。
　年若い息子さんとご夫婦の3人家族ですが、この家が建ってから息子さんに「家を守る」という意識が芽生えたそうです。


斜め側面より坪庭の借景にしたカリンの木をみる.。		竹といぶし瓦を用いた料亭のような門構えが印象的。右手奥は自転車置場となっている。


外のカリンの木を借景に取り込んだ坪庭。		2階から見下ろした坪庭。


Natural感あふれる檜寄木のキッチン		ヒバの物干し掛け。


天井は杉の無垢板、壁は珪藻土の刷毛引き、床の間はベンガラを混ぜた珪藻土の仕上げとなっている。無着色の本畳を使用。		河川敷側に面した軒裏には、杉のすだれ掛けを配した